国土交通省や東海３県でつくる伊勢湾再生推進会議は１日、伊勢湾流域圏の水質やごみ、水生生物を調査する一斉モニタリングの参加者募集を始めた。12日まで。
同会議の事務局によると、身近な水環境への関心を持ってもらおうと、平成21年から毎年実施。令和４年度は学校やＮＰＯ法人など38団体の567人が167地点を調査した。
モニタリングの実施期間は来月末まで。事前に配布するキットを使い、海や川の水質を調べた結果などを会議に報告してもらう。寄せられた調査結果は会議のホームページに掲載する。
事務局の担当者は「水質を調査することで、環境問題を考えるきっかけにもなる。伊勢湾再生のために、今年も多くの方に協力してもらいたい」と話している。
伊勢湾流域圏内の市民団体や企業、学校などが対象。事務局のホームページにある参加申込書に必要事項を記入し、メールで送る。問い合わせは事務局＝電話０５２（２０９）６３０８＝へ。