白いハス「舞妃蓮」見頃、スイレンも 亀山の穴虫の郷、7月13日祭り 三重

【見頃を迎えた白色のハスの花「舞妃蓮」=亀山市辺法寺町の穴虫の郷で】

【亀山】三重県亀山市辺法寺町のまちおこし団体「辺法寺六○会(ろくまるかい)」(笠井年憲会長)が管理する同町内の公園「穴虫(あなむし)の郷(さと)」で、白色のハス「舞妃蓮(まいひれん)」と、水面に咲くスイレンの花が見頃を迎えている。7月中旬まで楽しめる。

穴虫の郷は、旧辺法寺村の字名「穴虫」に由来。同会は平成17年から約80アールの休耕田を整備。うち約30アールにハスを植え管理し、町民らの憩いの場として親しまれ、この時季は市内外から多くの人らがハスの花を見に訪れている。

笠井会長(76)は「ピンク色の『八重蓮(やえれん)』と赤色の『陽山紅蓮(ようざんこうれん)』は、今週末ごろから見頃を迎える」といい、「午後から夕方には花びらが閉じてしまうので、早朝から午前中が見頃」と話していた。

7月13日には同所で、「花蓮祭り」を開催。午前10時―午後3時。そうめんとかき氷の振る舞い、町民らによる「手作りかかしコンクール」、子ども対象の写生大会とザリガニ釣りもある。