【三重郡】三重県警四日市西署は12日、菰野町の60代女性がサポート名目でパソコンを遠隔操作され、現金約1145万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
同署によると、女性は11日、パソコンでショッピングサイトを閲覧中「Windowsがロックされた」などと表示され、示された連絡先に電話。片言の日本語を話す男から「サポートするので指示に従って」と言われた。
女性は言われるがままにパソコンを操作して男に遠隔操作されるようになり、「サポート代金」の支払いとして以前から使うネットバンキングを使用。指定口座に現金3万5千円を振り込んだつもりが、現金約150万円を振り込んでいた。
さらに「追加のサポートが必要」と言われ、同様に振込金額画面で現金500円を入力して指定口座に振り込んだが、実際には現金995万円を振り込んでいた。電話で銀行に振込額を確認して被害が発覚した。