【鈴鹿】三重県鈴鹿市庄野町の同市河川防災センター(落合満弘センター長)で6日、生活に身近な「雨」について学ぶ体験型の企画展「雨展~あらぶる雨・めぐみの雨~」が始まった。27日まで。入館無料。
国交省中部地方整備局が主催。雨の特性や科学、雨と暮らしなどをテーマに、災害に関する知識や河川環境保全の大切さを子どもたちに学んでもらうのが狙い。
平成30年から全国巡回しており、県内では初めて。
会場では、過去に起きた豪雨による災害の記録映像の上映や、小麦粉で作った雨粒の標本など10点を展示。そのほか、雨量計の仕組みを観察したり、雨の音を表現する「レインスティック」、波の音を表現する「オーシャンドラム」などの楽器に触れることができる。
同局河川部河川計画課の平子哲也調査第一係長は「身近な存在である雨を知り、そこから防災についても考えるきっかけになれば」と話した。