伊勢志摩が2―1で勝利 岳南Fモスペリオとのホーム戦 サッカー東海社会人1部

【逆転勝利のゴールを決めた9番FW濱田竜輝(写真中央)=松阪市の松阪総合運動公園で】

【松阪】三重県中南勢地域を拠点とする社会人サッカーチーム、FC伊勢志摩は松阪市山下町の同市総合運動公園で25日、東海社会人リーグ1部のホーム戦で岳南Fモスペリオ(静岡)と対戦し、2―1で勝利した。

東海4県の各県リーグから勝ち上がってきた8チームが第14節が行われる9月まで総当たりで対戦する。優勝チームには日本フットボールリーグ(JFL)昇格が懸かる全国地域チャンピオンズリーグへの出場権が与えられる。

今シーズン初となる松阪市でのホーム戦には693人の観衆が集まり、竹上真人松阪市長のキックインが行われた。

試合では、先制を許し0―1で迎えた後半にFW濱田竜輝選手がPKを決め同点に追いつく。その後アディショナルタイムの終了間際、再び濱田選手が競り合いの中でゴールを決め、逆転勝利をおさめた。

チームは今シーズン3連勝。濱田選手は試合後のインタビューでファンを前に「劣勢でも逆転できる力を持ったチーム。ここで得た勝点を生かして進んでいく」と力強く意気込みを語った。