【三重郡】三重県四日市市下海老町のアマチュア写真家、谷照義さん(79)による第22回写真展「富士山」が、菰野町千草の希望荘「ギャラリー望」で始まっている。朝焼けと夕焼けの富士をテーマに、全紙サイズ作品26点を展示している。6月18日(11、12日は休み)まで。
山梨県・精進湖の水面を燃えるようなオレンジ色に染める朝焼けと映り込む富士を捉えた「夜明けのドラマ」、山中湖村のパノラマ台から望むダイナミックな夕景「乱雲夕焼」、精進湖畔から山頂の雪を紅色に染める「富嶽夕焼」など、見応えのある作品の数々が訪れる人の目を楽しませている。
谷さんは写真歴40年、富士山に魅せられて30年になる。回数は減ったが、今も年に5回は富士山を撮影に出かけている。「撮りためた中から朝焼けと夕焼けの富士を選びました。ひととき心癒やしていただけたらうれしい」と話していた。