サツマイモのつる植える 加太小児童「収穫楽しみ」 亀山・三重

【サツマイモのつる植えをする児童ら=亀山市加太北在家で】

【亀山】三重県の亀山市立加太小学校(武内早奈美校長)の1―2年生児童計9人は22日、同市加太北在家の休耕畑(約80平方メートル)で、JA鈴鹿が提供のベニアズマとベニハルカの2品種のサツマイモのつる約250本を植えた。

同校の食育に関する総合学習の一環。地元住民の松本勇造さん(80)と中川孝義さん(75)が協力した。

松本さんから植え方の説明を聞いた児童らは、4―6枚の葉を付けた長さ約20センチの一つるを土の中に埋め、葉を南面に向けて植えた。

1年生の牧森友希君(6つ)は「焼きいもが好き、10月の収穫が楽しみ」と話していた。

同校では、1―2年生はサツマイモを、3―4年生はウメ、5年生は稲作、6年生は自然薯(じねんじょ)の栽培を実習している。