鈴鹿特産「かぶせ茶」振る舞う 5年ぶり、市役所来庁者に 三重

【新茶を味わう来庁者ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市と同市茶業組合(水野純志組合長)は13日、同市役所で、市の特産品の一つ「かぶせ茶」の新茶を来庁した約200人に振る舞った。

市が茶の産地であることをPRするのが狙い。新型コロナウイルス感染症の影響で、同所での振る舞いは5年ぶり。

4月下旬に摘み取り、今月加工した市産の茶葉を使って、日本茶インストラクターの小林朋子さん(50)が、急須を使って適温でいれた新茶を来庁者に手渡しした。

同市郡山町の小嶋佐和子さん(50)と息子の市立天栄中2年、球司君(13)は「香りが良く、渋みが少なくておいしかった」「濃い味のお茶が好きなので、好みの味でおいしかった」とそれぞれ話していた。

今回振る舞った新茶と同じ商品を数量限定で、5月末まで市役所15階の売店で販売する。1袋100グラム入りで1000円(税込み)。