昨年度末の3月、各地で行われた各競技の全国高校選抜大会を制した三重県内高校生3人が9日、県庁の一見勝之知事を訪ねた。いずれも大会当時高1で日本一に輝いており、今年の全国高校総体(インターハイ)や国民スポーツ大会のほか、来年3月の全国高校選抜2連覇に期待がかかる。
重量挙げ男子81キロ級ジャーク優勝の田島宗(四日市中央工)、新体操男子個人総合並び種目別のスティック、リング、ロープ3種目優勝の山本響士朗(高田)、自転車競技男子4千メートル速度競走優勝の森下圭祐(三重)の2年生3人。
3選手は賞状やメダル、カップなどを携えて顧問の教員らと来庁し、感想や今後の抱負を語った。県男子新体操勢として8年ぶりの選抜優勝を果たした山本選手は、8年前の選抜覇者で現在新体操部顧問の堀孝輔教諭から「次は連覇を」と期待をかけられていた。