【伊勢】三重県伊勢市近郊の写真愛好家でつくる「写真集団 まがたま」の作品展が、同市黒瀬町の市生涯学習センターいせトピアで開かれている。5日まで。
30―80代の会員7人が、自由作品と課題作品の計35点を展示。友情出品として地元のプロカメラマンの作品六点もある。
課題作品は「あめ」がテーマ。雨上がりの虹や水たまりに広がる水紋、菓子売り場のアメの前でたたずむ子どもなど、ユニークな作品が並ぶ。自由作品では、夕暮れ時オレンジ色に染まる宮川河口の風景、ひな鳥に餌を運ぶ親鳥、県内各地の神社の大樹、紅葉風景など力作がそろう。
グループは昭和48年に発足。月に一度、勉強会を開いて技術を磨き、活動成果を発表する場として、毎年作品展を開いている。代表の篠原龍さんは「会員それぞれが思いを込めた個性豊かな作品をそろえた。楽しんでいただければうれしい」と話した。