【鈴鹿】三重県の鈴鹿市役所市民ロビーにこのほど、江戸時代後期の神戸城を復元した模型が展示された。
同市飯野寺家町の鈴鹿ライオンズクラブ(青山弘忠会長)が、結成60周年記念事業の一環として市に寄贈した。
神戸藩主の本多忠統が寛延元年(1748年)、現在の同市神戸地区に築城した神戸城の模型は、横約1・5メートル、縦約1メートル、高さ約1・3メートルの大きさ。
市が所蔵する「文久4年勢州河曲神戸之城図写」を基に、地盤の縮尺を400分の1、天守閣の代わりとなる二重櫓などの建物は200分の1の規模で作製したという。
19日に同市役所で除幕式があり、青山会長は「はば広い市民に、色んな角度から見ていただきたい」と話した。