陸上競技の2024年度国民スポーツ大会第一次選考競技会は13、14の両日、スポーツの杜伊勢陸上競技場で開かれた。三重陸協主催の今季最初の県大会で、今年秋、佐賀県で開催の国民スポーツ大会出場を目指す中学生から一般の選手らが自己記録の更新を目指した。
今年夏のパリ五輪を目指す県ゆかりのアスリートも出場し、男子200メートル予選には、松阪市出身で、昨年秋の杭州アジア大会金メダルの上山紘輝(住友電光)が2・5メートルの追い風の中、20秒78をマークして、1組1着となった。
6月に同競技場で初開催の日本パラ選手権での活躍が期待されるパラアスリートも参加。男子200メートル予選3組では、昨年10月の杭州アジアパラ大会義足T64クラスを22秒99のアジア新記録で制した大紀町出身の井谷俊介が2・6メートルの追い風で23秒21をマークし、2着でゴールした。