【鈴鹿】三重県鈴鹿市はこのほど、子育て世帯向け情報誌「さぁ、きっともっと鈴鹿で子育て」を1万部、リーフレット「子育て応援すごろく」を10万部、それぞれ作製。情報誌は12日から転入時や妊娠届け書提出時などに配布し、リーフレットは市広報4月20日号に折り込み、全戸配布する。
取り組みは子育て世帯に寄り添った施策「すずっこまんなかプロジェクト」の一環。総事業費は363万円で、そのうち181万5千円は令和五年度「みえ子ども・子育て応援総合補助金」を充てた。
情報誌はAB判、全面カラー刷りで15ページ。市内の公園や遊び場、飲食店など、親子のお出かけスポット情報のほか、保護者の声などを紹介。市の子育て支援事業の紹介には、QRコードを掲載した。
リーフレットは見開きA4判で、両面カラー刷り。子どもの成長に合わせた幅広い子育て支援制度について、鈴鹿サーキットのコースをモチーフにしたすごろく型のデザインで紹介する。
いずれも、子育て中の若い世代の職員から意見を聞き、内容に反映させたという。
12日の定例会見で末松則子市長は「子育てしやすいまちということが、目でも情報でも分かりやすいよう、ママ目線で作った」と話した。