皇學館大616人入学 学長「勉学励み友情育んで」 三重・伊勢

【宣誓書を読み上げる入学生代表=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大学で3日、入学式が開かれ、大学院生らを含めた616人が新生活をスタートさせた。

入学生は、文学部と教育学部、現代日本社会学部の計587人と、大学院13人、神職の資格を得るための神道学専攻科10人、編入学6人。

河野訓学長は式辞で「思う存分勉学に励み、心身を鍛え、友情を育み、悔いのない大学生活を送る場としてほしい」と呼び掛けた。

入学生宣誓では、各学部や大学院の代表5人が登壇し、順に宣誓書を読み上げた。

文学部神道学科の宮田一秀さん(18)は「小さい頃から日本文化が好きで、神社や神道に興味があった。神職を目指し、伊勢神宮のお膝元で学べることは魅力」と話した。

教育学部の植田真帆さん(18)は「夢は数学教師。4年間しっかり学び、友達もたくさんつくって、幅広い知識を身につけたい。ボランティアや語学留学もできたら」と声を弾ませた。