2014年秋以来の三重県リーグ優勝を目指す鈴鹿大は、昨年秋から、社会人野球のホンダ鈴鹿OBの安慶名舜氏=沖縄県出身=がコーチ陣に名を連ねている。
現役時代は外野手で、興南高校(沖縄)3年時の10年に甲子園春夏優勝を経験。法政大(東京)で主将を務め、社会人野球のホンダ鈴鹿では1番打者を務めた。
2020シーズンをもって現役を引退。現在自動車などの試作品メーカーに勤務し、野球部への活動に参加できるのも週末に限られるが、アマチュア野球のトップレベルでプレーした経験を学生らに惜しみなく還元するつもりという。
「自分自身、鈴鹿に来て大きく成長できた。この地で野球の活性化に貢献してその恩返しをしたい」と就任要請を受けた理由を語り「監督、コーチとコミュニケーションを取り、三重県で勝てるチームづくりをしていきたい」と話している。