亀山の太岡寺畷で「さくらまつり」 三部咲きも、出店などにぎわう

【多くの人でにぎわう「太岡寺畷さくらまつり」=亀山市太岡寺町で】

三重
【亀山】三重県亀山市神辺地区ふれあいまちづくり協議会(松岡義大会長)が主催する「第9回(太岡寺畷(たいこうじなわて)さくらまつり」が31日、同市太岡寺町の旧東海道沿い太岡寺畷で開催され、市内外から訪れた人らは、まだ三部咲きの桜の花を残念そうに眺めていた。

鈴鹿川左岸に沿って約2キロにわたる太岡寺畷には、約200本の桜並木が続き、桜の名所として毎年この時季、市内外から多くの人が花見に訪れている。4月7日までの期間、日没から午後9時までちょうちんを点灯し、夜桜が楽しめる。

祭り会場では、同協議会や地元企業による食べ物の出店のほか、ご当地グルメ「亀山みそ焼きうどん」、キッチンカーがたこ焼きや牛すじカレーなどを販売。アクセサリーや小物雑貨のマルシェ「かめまる」が協力した。松岡会長(75)は「今年は桜の開花が遅れ、満開とはならなかったが、大勢の人が訪れ、雰囲気を味わっていた」と会場内を見守っていた。