【四日市】三重県四日市市の絵画教室「四光会」と亀山市の絵画教室「亀光会」の講師と会員13人による合同展が28日、四日市市安島の市文化会館で始まった。31日まで。
両教室は四日市大名誉教授で日展会友の谷岡経津子さんが指導。会員らが自由なテーマで描いた油彩・水彩作品など50点を展示している。コンビナートを背景に停泊するヨット「四日市ヨットハーバー」、黄金色に紅葉した大樹「樹霊・秋」、満開の花を居間から眺めた「サザンカの庭」など、会員らの会心作が並ぶ。
また、国際陶芸アカデミー会員の陶芸家森正さんと指導する陶芸教室の受講生6人による、手びねりの茶碗や大皿、マグカップ、遊び心あふれるウサギの置物など31点も同時展示している。
谷岡さんは、市街地を見下ろす風景「名古屋展望」を出展。「『継続は力なり』が四光会の精神。ベテランの域に達した方々もマンネリに陥らず、常に初心に帰って独創性を追求しています」と話していた。