宇治山田商の21日の初戦は、同校以外の三重県伊勢市内の高校生らも甲子園に駆けつける。伊勢工、宇治山田両校の吹奏楽部員、伊勢高校のチアリーダー部員で、一緒にアルプススタンドを盛り上げる。
宇治山田商の吹奏楽部員は総勢14人。チアリーダー部はない。センバツ出場が決まった後、同校教員が校内外で参加を募った結果、卒業生も含め総勢約90人の合同応援団が結成された。
伊勢市黒瀬町の同校で15日、行われた最初の合同練習会では、チャンステーマやベンチメンバーのテーマ曲に合わせて、同校の硬式野球部員らが声出し応援、チアリーダーたちが振り付けを行った。
合同練習会で指示役を務めた硬式野球部員の新居拓実さんは「(最初は)甲子園の圧に負けそうだったが、皆が手伝ってくれて士気が高まった。試合当日が楽しみ」と話していた。