【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスOB有志と一般参加者で組織する楽熟会(栗山育久代表幹事)は20日、同市安島の市文化会館で「第4回作品展」を開いた。会員34人による水墨画と陶芸、俳句、銅板工芸の4部門と自由作品合わせて約200点を展示している。21日まで。
降りしきる雪と奈良公園・鷺池に浮かぶお堂を、墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「浮見堂」、家紋入りの皿やダルマのオブジェ、迫力ある竜の置物などの陶芸作品、短冊に自作句をしたためた俳句作品などが並ぶ。
また、パッチワークタペストリーや手編みのクッション、トールペイントを施した鉢カバーなど、会員らの趣味作品も展示されている。
栗山代表幹事(80)は「趣味と交流で長生きをモットーに、熟年を楽しむ会です。発表の場を励みに活動した成果を見ていただきたい」と話していた。