立憲民主党県連の中川正春代表は16日に開いた常任幹事会後の記者会見で、来夏に予定される参院選三重選挙区(改選数一)の候補者を公募する期間について、延長を検討する考えを示した。
中川代表は先月17日に津市内で開いた定期大会で、次期参院選の候補者を公募すると表明。公募の期間は3月末までとし、県連の選考委員会が翌4月に候補者を選定する見通しを示していた。
常任幹事会後の会見で公募について状況を問われた中川代表は「真剣に考えたいという人は、1人か2人出てきている」と説明。「これは、という人にはこちらから声をかけている」と語った。
一方、自らの後継となる衆院三重2区の候補者選定時に比べて「今回は公募が浸透していない」と指摘。延長を検討する考えを示した。延長の期間は明言しなかったが、1カ月程度とみられる。