30・31日に「鈴鹿さくら祭り」 初の夜桜ライトアップ、実行委がPR 三重

【30、31日の鈴鹿さくら祭り開催に向けて意気込みを見せる実行委員会メンバーら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市平田中町の旭化成鈴鹿製造所桜並木と陸上グラウンドで30、31日に開催する「鈴鹿さくら祭り2024」(平畑武会長)を前に、主催する実行委員会の関係者らが15日、同市役所を訪問し、末松則子市長にイベントをPRした。

同所の桜並木にはソメイヨシノの木が240本あり、市の桜の名所の一つとして、市民に親しまれている。ことしは30日限定で午後9時まで、夜桜のライトアップがある。

当日は、鈴鹿フェスティバル参加チームらによるダンス披露をはじめ、プロレスイベント(30日のみ)、ティラノサウルスの着ぐるみを着て走る一般参加の「ティラノサウルスレース」(31日のみ)などがある。飲食ブースには25店舗が出店する。

来庁した市岡庸平実行委員長は「ことしの見どころは、初開催の夜桜ライトアップ。F1の春開催と併せて、地域の人はもちろん外国人にも来てほしい」とアピール。平畑会長は「みんなに楽しんでもらえるさくら祭りにしたい」と意気込みを語った。

末松市長は「11回目ということで市民にも定着してきた。鈴鹿の祭りとして、新しい交流が生まれたら」と激励した。