小中一貫校は「適正規模の範囲内で」 鈴鹿市議会で教育長 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会2月定例議会は11日、本会議を再開。野間芳実(自民党鈴鹿市議団)、桐生常朗(同)、市川哲夫(れいめい)、田中通(同)の4議員が一般質問した。

この中で、令和14年4月を目途に、天栄中学校区で進める小中一貫の義務教育学校の開校について、廣田隆延教育長は「適正規模の範囲内を考えており、大規模校となるような想定はしていない」と答弁した。

具体的な制度設計については、来年度以降に小中一貫教育実施にあたっての基本的な考え方となる『小中一貫教育ビジョン』を策定。その後、令和九年度に義務教育学校の設置に係る再編計画を策定する予定。市川議員の質問に答えた。

そのほか、5億4685万4千円を減額する令和5年度一般会計補正予算案など、追加の6議案を上程、専決処分1件が報告された。