【松阪】三重県の松阪市ブランド大使を務める同市の児童文学作家村上しいこさんは5日、同市役所で竹上真人市長と面会し、刊行予定の初エッセイ「25歳のみけちゃん」やシリーズ作品の重版などをPRした。
村上さんは津市出身。「うたうとは小さないのちひろいあげ」(講談社)で野間児童文芸賞を受賞し、著作は100冊を超える。最新刊は先月出版の「ふでばこのくにの冒険」(童心社)。
村上さんは、「わがままおやすみ」シリーズ10作品のうち5作品が重版となり、来月26日に刊行する猫のフォトエッセイ「25歳のみけちゃん」(主婦の友社)がAmazon売れ筋ランキングで予約スタートから5日連続1位になったと報告した。
村上さんは「わがままおやすみシリーズは2005年からスタートした。読書の入り口になったらいいと思う。次の刊行も決まっている。原稿書いてないけど」「エッセイを書くことになるとは全然思ってなくって、初エッセイ。自分だけでおさまるものでない内容を心がけた」と話した。
竹上市長は「大作家として、松阪市ブランド大使として活躍していただいている」と激励した。