能登地震被災地へ10万円 ふるさと味工房アグリ 玉城町社協に寄託

【辻村会長(左)に義援金を手渡す中郷社長=玉城町勝田の保健福祉会館で】

【度会郡】三重県玉城町原の農畜産物直売所「ふるさと味工房アグリ」(中郷進也社長)はこのほど、能登半島地震の被災地を支援するため、義援金として同町社会福祉協議会に10万753円を寄託した。社協から日本赤十字社を通じて被災地に送られる。

アグリは毎年、1月4日の初売りでふるまいチャリティーを実施。例年は町に寄付しているが今回は被災地支援として、甘酒とつきたての餅を振る舞って来店者に協力を呼びかけた。店内レジの横にも募金箱を設置し、義援金を募った。

同町勝田の保健福祉会館を訪れた中郷社長は「ごくわずかだが能登の力になればうれしい。9月ごろまで募金箱を置き、協力を呼びかけたい」と話し、社協の会長を務める辻村修一町長に義援金を手渡した。