現金積み込み時にも1000万円 セコム三重元社員を横領疑い再逮捕 四日市北署

【津】現金輸送車への積み込み作業中に現金1000万円を横領したとして、四日市北署は8日、業務上横領の疑いで、津市久居北口町、セコム三重元社員不殿翔太容疑者(22)を再逮捕した。

逮捕容疑はセコム三重の社員だった昨年12月11日午前9時40分ごろ、市内の会社事務所で、ATM(現金自動預払機)の現金補填(ほてん)用のバッグから、現金1000万円を横領した疑い。

同署によると「オンラインカジノに使うためだった」と容疑を認めており、数時間以内に1000万円を全額使用したとみられる。

不殿容疑者はこの1000万円を穴埋めして発覚を遅らせるため、約5時間半後に川越町のスーパーATMで現金補填作業中に現金1000万円を横領したとされ、先月19日に業務上横領容疑で逮捕されていた。