生と死をテーマに初個展 名古屋芸大生・都築さん 桑名で

【「崇高な企みと死の幻想」(左から2作目)を紹介する都築さん(同)=桑名市東方のアートスペース美園で】

【桑名】名古屋芸術大学3年の都築真由さん(21)=愛知県幸田町=が、三重県桑名市東方のギャラリー「アートスペース美園」で初個展「生と死の狭間」を開いている。11日まで。時間は正午―午後6時(最終日は午後4時まで)。

都築さんは同大の洋画コースで学び、絵画や立体作品のほか、アクセサリーの制作も手がけている。生と死をテーマにしていて、油彩画を中心にアクリル画や版画など約50点を展示した。

新作の油彩画「崇高な企みと死の幻想」は、作品の中央に女神と、死後の世界に向かう男女を描いている。都築さんは「人物の表情に力を入れた。じっくりと見てほしい」と話した。

会場には、レジン(樹脂)で作ったネックレス、ブローチ、ピアスなどのアクセサリーも一緒に並べ、販売もしている。問い合わせは同ギャラリー=電話090(4860)3014=へ。