車いす10台を寄贈 三重県中古自動車販売協会、県障害者団体連合会に

【感謝状を手にする奥村会長(左)と世古会長=津市雲出長常町のJU三重オークション会場で】

三重県中古自動車販売協会(奥村悦二会長)は6日、県障害者団体連合会(世古佳清会長)に車いす10台を寄贈した。津市雲出長常町のJU三重オークション会場で贈呈式があり、同協会の奥村会長から同連合会の世古会長に目録が手渡された。

身体が不自由な人の社会福祉に役立ててもらおうと、会員らによるチャリティ活動で集まった浄財から車いすを購入し、毎年寄贈。これまで累計で260台寄贈している。

贈呈式は同所の常設会場開設35周年記念オークションに先立ち実施され、奥村会長が「車業界に関わる団体として社会貢献が少しでもできるよう今後も努めていきたい」とあいさつし、世古会長に目録を手渡した。車いすは同連合会に加盟する各市町の障害者団体の中から希望のあった10団体に寄贈される。世古会長は「車いすは毎年県内の各市町から希望者を募って贈呈させてもらっている。みなさんの協力の賜物だと思う」と謝意を述べた。