スピードスケート最終日の成年男子1000メートル決勝で三重県スポーツ協会所属の辻本が4位。「600メートルまで全開で行く」作戦で先頭責任を2度果たして上位を確保すると、500メートルに続く4位入賞を果たした。
500メートルと1000メートルの両種目で国内ランキングベスト10入りを目指す27歳。2連覇を狙った500メートルは4位で終えたものの、気持ちを切り替えて臨んだ1000メートル準決勝で上位8人に入って決勝に進んだ。
出身地の北海道を離れ、三重県所属で5シーズン目を迎えており「しっかりと2種目で入賞できて良かった」と“得点源”としての自覚をにじませていた。