森本が初優勝、辻本4位入賞 国スポ冬季大会スピード500メートル

【スピードスケート成年男子500メートルで優勝した森本拓也(左)と4位入賞の辻本一史=いずれも県スポ協所属】

第78回国民スポーツ大会(国スポ=国民体育大会から改称)冬季大会スケート競技会のスピード競技は29日、北海道苫小牧市ハイランドスポーツセンター屋外リンクで成年男子500メートル決勝があり、三重県スポーツ協会所属の森本拓也が36秒86で初優勝した。県勢の同種目制覇は昨年優勝の辻本一史=県スポ協、今年は4位入賞=に続く2年連続。

北海道出身の29歳の森本は日本体育大を卒業後、本県所属で活動。2019年からワールドカップ(W杯)にも出場している。国体(国スポ)ではコンスタントに入賞しているが優勝は初めて。「外のリンクで周りが慎重になる中、積極的に攻めた。(県所属)7年目で優勝することができて、うれしさと安心の両方の感情がある」と話した。