桑名三重信金と商工中金が連携 中小企業の持続的成長を支援

商工組合中央金庫(商工中金、東京都)は16日、桑名三重信用金庫(桑名市)と「サステナブルファイナンス業務における連携・協力に関する覚書」を締結した。

商工中金によると、サステナブルファイナンスは、社会、企業が半永久的に持続していくために必要な取り組みとして、金融機関が支援するもの。覚書締結は中小企業の持続的成長を支援する目的。

主な内容は、同ファイナンスを検討する案件の紹介・情報交換▽同ファイナンスの管理に関する協調・情報交換▽同ファイナンスを通じた、中小企業と地域経済の発展・活性化に関する協調・情報交換▽同ファイナンスに係る相対協調融資の運用―。両機関は双方のネットワークを活用しながら、中小企業の持続可能な経営への取組みと円滑な資金調達を支援する。

両機関は平成19(2007)年10月に業務協力文書、令和3(2021)年10月に「事業再生・経営改善支援に関する業務協力契約」と「シンジケートローン業務における連携・協力に関する覚書」を締結。

今回の覚書締結で、それぞれの機能や特性を生かしながら、従来以上に連携を強化することで相乗効果を発揮し、地域経済の活性化に貢献していく。