【三重郡】三重県菰野町菰野の廣幡神社(横山昌浩宮司)で15日、正月飾りなどを燃やす恒例行事「どんど焼き」が営まれた。多くの氏子らが訪れ、一年の無病息災を祈った。
地元の菰野小学校の2年生150人と、菰野幼稚園、菰野保育園の園児計約百人も訪れた。児童らは、どんど焼きがどんな行事なのか氏子総代長から説明を聞き、拝殿前で手を合わせた。この後順番に、神社が用意したしめ縄を「病気をしませんように」といって、炎の中に投げ入れた。
氏子総代長の市川吉康さん(83)は「大勢の人に参拝に来てもらえてうれしく思う。行事を体験することで子どもたちが伝統文化を知って、継承していってくれれば」と願った。