【鈴鹿】サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)に所属する鈴鹿ポイントゲッターズが10日、チーム名を「アトレチコ鈴鹿クラブ」に変更。エンブレムも刷新した。
同日、鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で、チーム運営会社「アンリミテッド」による新チーム名発表会があり、斉藤浩史社長が「過去のネガティブなイメージを払拭する。地域密着型のチームにしたいという思いを込めた」と話した。
チーム名は斉藤社長が考えた。「アトレチコ」はポルトガル語で、運動や競技という意味のほかに「たくましい」という意味もある。
斉藤社長は「シンプルに、みんなが体を動かして勝利に向かうという気持ちを表現した。地域の人にも意味が分かりやすく、言いやすさや耳なじみの良さなどから決めた」と話した。
エンブレムは従来のチームカラー青と緑色を基調に、「モータースポーツのまち鈴鹿」にちなんで、チェッカーフラッグを中央にデザインした。
県内初のJリーグ入りを目指して活動する同クラブは、元執行役員とのトラブルをきっかけに構造的な問題が顕著化。昨年10月に経営体制を刷新した。