「辰年」「新春」児童書き初め 津で作品展 三重

【作品を鑑賞する西川講師(左端)と教室生ら=津市榊原町の榊原温泉郵便局で】

【津】三重県津市榊原町の榊原上教育集会所で書道を学ぶ小学生の書き初め展が、同町の榊原温泉郵便局(中井剛局長)で開かれている。市立榊原小の1―5年生15人が墨で書いた半紙作品18点を展示している。31日まで。

同所の書道教室は同町の西川賢子さん(79)が講師を務め月2回開催。平成25年から毎年同局で作品展を開いている。

昨年11月末―12月の教室時に書いた作品が中心。西川さんが干支(えと)の辰(たつ)にちなみ「竜」「龍」「辰」の三つの字を紹介し、各自が自由な発想で取り組んだという。

「辰年」「新春」などのほか「たつ」の「つ」の字が竜になった作品や、新年のあいさつや平和への願いなどそれぞれの工夫を見ることができる。

5年生の中尾あぐりさん(10)は「教室は友だちと話すのが楽しい。ここで飾られるのはうれしい」と話す。西川講師は「いろんな発想を楽しみにして下さる方がいる。自由に書くことで筆を持つ習慣がつくといい」と述べた。