【津】愛嬌のある竜を手描きした大型絵馬が29日、津市白山町の家城神社前に登場した。縦4メートル、横約3メートルで頭に鏡餅を載せた緑の竜の絵柄。昨年同様同町のイラストレーター、久世准生さん(55)と、美術短大生の岩脇杏子さん(19)=いずれも同町=が描いた。令和6年1月14日まで設置する。
地元有志でつくる家城文化遺産活性化委員会が地元の氏神に参拝する人を増やしたいと昨年初めて企画。口コミで人気が広がり地域外から多くの参拝者があった。
今年は保管してあった絵馬の表面の黒板塗料を10月に塗り直し今月17日に設置。27日からチョークで描いた。久世さんは「みんなが優しくなれるようかわいらしい竜を描いた。見た人の頬が緩むといい」と話した。
同所で31日午後11時半から甘酒の振る舞いがある。なくなり次第終了(天候により中止の場合あり)。