交換留学生が亀山市長表敬 イタリア出身のフィリッポさん 三重

【櫻井市長(右)と会話を交わすフィリッポさん=亀山市役所で】

【亀山】三重県の亀山ライオンズクラブ(桜井章会長)の交換留学生受け入れ派遣(YCE)事業で、イタリアから亀山に来日している、図書館員のフィリッポ・マゾッティさん(20)と桜井会長は25日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、滞在している日本の印象について話した。

フィリッポさんは、今月6日にイタリアから来日。6―14日は桑名ライオンズクラブのメンバー宅に滞在しその後、留学生6人で京都でキャンプをし、19日からは、桜井会長宅に滞在。日本の文化を知るため布団で寝るなど、日本食にも興味を示し、お好み焼きやうどん、から揚げ、寿司などが好きになったという。

滞在期間中、伊勢神宮や奈良の東大寺、大阪の海遊館などの観光の名所を楽しんだ。また、亀山では、広大な茶畑「中の山パイロット」やキャンドルショップ「カメヤマ」の見学のほか、ご当地グルメ「亀山みそ焼きうどん」を味わった。

櫻井市長は、フィリッポさんに日本の印象はと聞くと「景観と人々の優しさ、日本食が好きになりました」と話した。また、将来の夢はと訪ねると「英語が得意なので、海外で働きたい」と答えた。

フィリッポさんは21日間の滞在を終え、26日にイタリアに帰国した。