奈良から平安時代の炊爨具展示 あすから明和町の斎宮歴史博物館 三重

【多気郡】三重県明和町竹川の斎宮歴史博物館は23日から、同館エントランスホールでエントランス無料企画展示「ミニ竈(かまど)と竈神」を始める。会期は3月17日まで。

同館収蔵品を紹介するミニ展示「逸品」の本年度第3回。史跡斎宮跡から出土した「小型模造品」のうち、竈、甑(こしき)、甕(かめ)の炊爨具(すいさんぐ)セットを展示する。祭事の道具とされている。

同館学芸普及課は「奈良から平安時代の斎宮では、どのような場面でこれらが用いられたのか紹介する」と来場を呼び掛けている。