【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は10日から、ふるさと納税の新たな返礼品として、令和6年4月5―7日に開催するF1日本グランプリのプレミアムチケット「Formula 1 Paddock Club」を提供する。チケットは5枚で、1枚あたりの寄付金額は300万円。
申し込みはウェブサイト「さとふる」のみで受け付け、無くなり次第終了する。プレミアムチケットは、ピット真上の観戦ルーム利用や特別イベント参加などの特典があり、市販価格は1枚90万円。鈴鹿サーキットが協力した。
特色ある返礼品の提供により、ふるさと納税の寄付額増加だけではなく、全国のモータースポーツファンに向けて「モータースポーツのまち すずか」をPRするのが狙い。
300万円の寄付金額は、市のふるさと納税で最高額となる。
担当の商業観光政策課は「高額チケットになるが、初めてのF1春開催で、モータースポーツの魅力に触れるきっかけになれば」と話した。