市役所2階スペースを憩いの場に 鈴鹿市に議員が提案 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会12月定例議会は5日、本会議を再開。藤井栄治(市民の声)、曽我正彦(新緑風会)、田中淳一(市民の声)、高橋さつき(日本共産党)、石田秀三(同)の5議員が一般質問した。

この中で、田中議員は市役所本館2階の空きスペースについて、市民の憩いの場として利活用することを提案。

工藤大輔総務部長は「2階窓口への来庁者が多くなる時期やイベント開催時期を除き、円卓や椅子などを常設することで、市民同士の交流やコミュニティ形成が図れる場としての活用を考えている」と述べ「そのほか、市民ギャラリーの補完場所にするなど、多面的に検討する」と答えた。

市によると、対象となる2階スペースは約190平方メートル。現在は窓口利用者の待合場所となるほか、市プレミアム付きデジタル商品券の臨時相談窓口を開設し、市の情報発信の場としても活用している。