資源ごみ分別できます 度会小児童に「マイスター」認定証 三重

【資源ごみ分別マイスター認定証を交付され喜ぶ児童ら=度会町棚橋の度会小学校で(同町提供)】

【度会郡】三重県の度会町が取り組むごみの減量化・再資源化に向けた推進プランの一環として、度会小学校3年生を対象に実施した「資源ごみ分別マイスター養成講座」が修了し、児童59人に認定証が交付された。

【児童らに交付された資源ごみ分別マイスター認定証(度会町提供)】

同講座は7月と10月に計2回開催。児童らはクイズやゲームを通して分別の大切さやリサイクル方法を学び、さまざまなごみの分別を体験するなど楽しみながら受講した。

町によると、資源ごみ分別マイスターになった児童は家族や友達、地域の人に分別指導や提案ができるほか、ペットボトルのキャップ収集や町内のクリーン活動への参加など六つのミッションをクリアすると、マイスターのランクアップができるという。同講座は来年度も継続していく予定。

中村忠彦町長がこのほど、同校を訪れて児童らに認定証を手渡し、「家族や友達に分別の大切さを伝え、度会町の資源を増やす役割を担ってほしい」と話した。児童らは「ごみの分別を頑張りたい」「早くマイスターのSランクになりたい」「認定証をもらってうれしい」などと喜んでいた。