【桑名】三重県鈴鹿市の国重要無形文化財保持団体、伊勢型紙技術保存会会員の六谷春樹さん(70)=同市寺家=は28日、桑名市南寺町のギャラリー寺町で作品展を開いた。12月3日まで。
伊勢型紙の技術を駆使して絵画のように仕上げたアート作品18点を展示。100号の大作は、月明かりに照らされた海を表現した。チョウとバラ、仏像などを題材にした作品も並ぶ。来年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ小品も多数そろえている。
六谷さんは「伝統の技術で表現した。新しいアート作品を楽しんでもらえたら」と話した。
Copyright © 2024 | The Ise Shimbun, All Rights Reserved. 伊勢新聞社のホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。