油・水彩画など48点 四日市で「グループ萌」作品展 三重

【作品を鑑賞する来館者ら=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市海山道町の三浜文化会館で絵画の創作活動をする「グループ萌」(寺本武次代表)は22日、同市安島の市文化会館で、第30回「グループ萌絵画展」を開いた。会員11人の油・水彩、アクリル、日本画など48点余を展示している。26日まで。

長野県・鹿教湯温泉の宿から望む朝焼けの雪山「冬の朝」、赤を基調に鈴鹿山脈とアジサイの花をデフォルメして描いた「花のある風景」、褐色の肌に白いドレスを着けた「ルーマニアン・ボディビルダー」、スペインの海沿いの街カダケスの夕景「白い街」、デッサン画「裸婦」など、会員らの会心作が並ぶ。

同グループは、市の文化向上を目指して36年前に「グループ滉」として開講し、9年前に「グループ萌」に改名。現在は三浜文化会館で月2回、講師なしで研さんを重ねている。寺本代表(79)は「30記念展にふさわしい作品がそろった。多くの方々に見ていただきたい」と話していた。