第76回全日本バレーボール高校選手権(春の高校バレー)の三重県代表決定戦を兼ねた県高校選手権大会は最終日の11日、津市北河路町の津市産業・スポーツセンターで男女決勝があり、男子は松阪工、女子は三重が優勝して、春高出場を決めた。
9年連続41回目の春高出場の男子・松阪工は、2年連続同カードの決勝で、春高初出場を目指した海星にセットカウント3―2で辛勝。フルセットに持ち込まれた第5セット目は、途中から2年生エース岸本颯斗を故障で欠く展開になったが、粘り強いブロックなどでポイントを奪い15―10で逃げ切った。
3年連続7度目の春高出場で、第74回大会は全国ベスト8まで勝ち進んだ女子・三重は、2年前からレフトエースの恒川遥那らを擁して、3年ぶりの春高切符を目指した津商にストレート勝ち。一時1点差に詰め寄られた第2セットは恒川のサーブから得点を重ねて再び突き放した。
男女優勝校が来年1月4日、東京体育館で開幕する全国大会に出場する。県大会は男子35チーム、女子42チームがエントリーして今月4日からトーナメント形式で行われてきた。
【男子】
▽決勝
松阪工 325―152 海 星
18―25
25―23
17―25
15―10
【女子】
▽決勝
三 重 325―100 津 商
25―16
25―13