三重県が7市町にクマアラート 伊勢農水事務所管内、出没確認で注意喚起 

ツキノワグマの出没が確認されたとして、三重県は28日、伊勢農林水産事務所管内の7市町にクマアラート(注意報)を発表した。山林に入る際などの注意を呼びかけている。

県によると、南伊勢町の林道で15日朝、車で走行中の住民がツキノワグマを目撃。27日夜にも、町内の県道伊勢南島線を横断する1頭を通行人が目撃した。けが人はいなかった。

県は月単位の出没が基準値(1件)を超えたことを受けてアラートを発表した。尾鷲農林水産事務所管内の尾鷲市と紀北町にも17日から、クマアラート(注意報)を発表している。