産廃を野外焼却、事業許可取り消し 三重県、四日市の「サンロード」に行政処分

産業廃棄物を野外で焼却したとして、三重県は28日、土木工事業などの「サンロード」(四日市市南垂坂町)の産廃収集運搬業許可を取り消す行政処分を出した。

県によると、同社の従業員は昨年10月11日、同市垂坂町の資材置き場で木くずを焼却した。匿名の通報が県に寄せられたことをきっかけに発覚した。

廃棄物処理法は、設備などの基準を満たさない廃棄物の焼却を禁止している。同社は県に「道路工事で使用した木製型枠の端切れを焼いた」と説明しているという。