鎧兜でハイ、チーズ! 伊勢のおかげ横丁で端午の節句催し

【鎧と兜を着けて写真撮影を楽しむ参加者=伊勢市宇治中之切町のおかげ横丁で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁では、端午の節句に合わせた催しが開かれている。子ども向けの体験イベントなどがあり、大型連休を楽しむ家族連れらでにぎわっている。5月6日まで。

子どもが本格的な鎧(よろい)や兜(かぶと)を着けて記念撮影できる「鎧武者に大変身」の会場では、勇ましい武士姿になった子どもらが撮影を楽しんでいた。市内から家族と訪れた男児(8つ)は「武将が好き。すごくかっこいい」とポーズを決めていた。予約優先、料金は1200円。

そのほか期間中、節句飾りや縁起物などを販売する「節句市」を実施。こいのぼり型の陶器の貯金箱の絵付け体験や、コマの絵付け体験(5月3―6日)などもある。

「みどりの日」の5月4日午前10時から、伊勢神宮の神宮林などに自生する植物「ときわまんさく」の苗を無料配布(数量限定)。「こどもの日」の5日は、ショウブの葉を地面に打ち付けて音の大きさを競う伝統的な遊び「菖蒲打ち合戦」(小学生以下対象)もある。

問い合わせは同横丁=電話0596(23)8838=へ。