伊勢新聞

タイヤ点検し安全運転を 亀山の関ドライブインで大型連休前に啓発 三重

【タイヤの空気圧などを点検する日本自動車タイヤ協会近畿の従業員ら=亀山市関町萩原の名阪関ドライブインで】

【亀山】5月の大型連休を前にJAF三重支部は25日、亀山市関町萩原の名阪関ドライブイン駐車場で、「タイヤチェック・日常点検キャンペーン」を実施した。立ち寄ったドライバーに声をかけ、タイヤの空気圧や残り溝などの点検をした。

キャンペーンは、マイカーで遠出する際などのタイヤトラブルを未然に防ぎ、安全運転意識を持ってもらうのが狙い。日本自動車タイヤ協会近畿と県自動車整備振興会、亀山署が協力した。

同支部の松尾和則セーフティアドバイザーら計7人は、空気圧の測定や溝の減り具合などのタイヤ点検のほか、エンジンルーム内のエンジンオイルや冷却水などを無料で点検した。

松阪市から奈良方面へ向かう途中に立ち寄った73歳の男性は「タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドでチェックしてもらっている。専門の皆さんに点検してもらったので、安心して奈良へ走ります」と話していた。

松尾さんは「タイヤのトラブルで出動する機会が多い」とし、「タイヤの空気圧は自然に低下するので、定期的に点検をし、バッテリーのチェックも忘れずに」と呼びかけていた。