伊勢新聞

こいのぼり「元気に泳いだ」 二見興玉神社、地元園児が参拝 三重・伊勢

【舞女からこいのぼりを受け取る園児ら=伊勢市二見町江の二見興玉神社で】

【伊勢】「こどもの日」を前に、三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で24日、地元のふたみ保育園の園児らが、健やかな成長を願い参拝した。神社から園児に、こいのぼりが贈られた。

毎年、神社が町内の園児を招き、成長祈願している。この日は、ふたみ保育園の5歳児40人が訪れた。

園児たちは本殿で神職におはらいを受け、代表園児が玉串をささげた後、全員でお参りした。金子清郎宮司は「『ありがとう』は大事な言葉。お友達や家族に、大きな声で『ありがとう』と言えるようになってください」と呼びかけた。

参拝後、園児らは紺やピンク色のこいのぼりを受け取り、潮風になびかせ高く掲げて「元気に泳いだ」「風に飛ばされる」などと歓声を上げた。

こいのぼりは、同保育園の全園児約170人に贈られた。