
【三重郡】三十三総研(三重県四日市市)は18日、朝日中学校(朝日町柿)2年生を対象に「基本のマナー」と「電話応対」の授業をした。
同校では、1年生から3年生まで系統立てたキャリア教育学習を実施しており、2年生の5月にはその一環で職場体験学習をする。今回は職場体験前に電話対応など基本的なマナーを再確認するのが目的。
同総研によると、授業は同総研コンサルティング部の高川純一サブリーダーが講師を務め、多目的室に2年生133人(4クラス)が集まった。
授業では、マナーの必要性やあいさつの基本について講義。あいさつの際のアイコンタクトの重要性や、メリハリのある美しいお辞儀の方法について解説した後、生徒らは2人1組で交互に練習した。
同総研によると、生徒からは「立ち姿だけでも相手から見た印象が大きく違ってくる点に驚いた」「言葉だけでなく、表情も含めたコミュニケーションを意識したい」との感想が寄せられた。
同校はキャリア教育学習について、身に付けたい力として「人間関係・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題解決力」「キャリアプランニング能力」の四つを掲げており、今回の授業や職場体験学習を通じて四つの力の習得につなげたいとしている。