
【亀山】三重県立亀山高校(辻宜久校長)の総合生活科2年生39人は22日、亀山市太森町の茶園「中の山パイロット」F校区内の茶畑(10アール)で、品種「みえうえじま」の新茶の茶摘み実習を実施した。同市茶業組合(一見守一組合長)が協力した。
生徒らは、一見組合長(64)から、「色の濃い葉は残し、新緑色の茶葉を軽く摘み取ってください」と説明を受けた後、バケツを手に持ち、丁寧に摘み取った。2年生の川戸陽生さん(17)は「茶摘みは初めての体験でしたが、うまく摘み取れて楽しかった」と話していた。
一見組合長は「今年は、2月が寒くて、例年に比べて生育が遅い。本格的な摘み取りは、5月の連休後になる」と生徒らの茶摘みを見守っていた。
この日の茶葉は、5月1日に市立図書館で開催する「新茶祭り」で振る舞うという。