(第3週・安濃球場)三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は20日、近大高専―四日市大の2回戦が行われ、開幕から無敗を続ける四日市大が2連勝して勝ち点を2に伸ばした。鈴鹿大―三重大の2回戦は三重大が雪辱し、両校が1勝1敗で並んだ。5月2日に四日市市霞ケ浦第3球場で同カードの3回戦が行われる。
四日市大は近大高専を投打で圧倒し、24―0の五回コールド勝ち。三回の2番黒瀬大喜(3年・山陽)の2ラン、五回の代打東畑真一(3年・金沢龍谷)のソロの2本の本塁打を含むチーム12安打で毎回得点。投げては先発の川下雄右(2年・呉港)ら3投手が無失点無四死球リレーした。
三重大は長打攻勢と3投手の継投で鈴鹿大の追い上げを8―4で退けた。2点リードの二回2番河合拓真(4年・旭野)の2ランでリードを広げ、八回は4番永船義知(3年・畝傍)の2ランなどで3得点して突き放した。先発の中山勝暁(2年・高田)が6回1/3を投げて6安打10奪三振3失点で勝ち投手となった。